提案力
形状・精度等を左右する金型において、当社は材質特性に左右されることなく、安定的な加工を実現するために完成品に至るまでの各工程での寸法を工程特性を考慮しながら設定しています。それにより24時間無人稼働を実現し、コストダウンした締結部品を提供いたします。
独自の金型設計ノウハウと複合加工の応用力で、異形状部品をモノにする「提案力」
「 特殊ネジ カスタム部品製造」が【提案力 】で評価いただいている3つの理由を下記より紹介いたします。
他工法から2ダイ3ブローヘッダーによる工法転換で実現するコストダウン
例えば、丸物・角物などの複雑形状加工では、工程数が多くなるために多段ホーマー機での製造が一般的ですが、成形に伴う金型製作費が高くなるためコスト増となってしまいます。これを踏まえて冷間圧造センター.comを運営する太陽精工株式会社は、主力設備の2ダイ3ブローで対応しているため最小限のコストでの提供が可能となります。主力設備が2ダイ3ブローであれども、金型知識を十分に活かすことで多段ホーマー機と同水準以上の異形状の高品質加工を実現することが出来ます。このようにお客様の求める価値と価格に最適な加工を実現出来ることこそが、当社が選ばれる理由です。
段付き、中ツバ、四角形状などの異形部品を形にする複合加工の応用力
設計者の描く図面通りの製品を製造しようとも、メーカーカタログ内で該当するネジを探し出すことは非常に困難なことが多いです。このようなニーズに対応するために、当社では規格部品を製造するのではなく、複合加工技術を用いてお客様が求めるような異形状部品の製造をしております。切削加工から鍛造化、切削+転造の加工技術に留まらず、当社と緊密に連携している協力工場のサポートを得て更なる複雑形状の製品を作り出すことが可能です。段付き、中つば、頭部や軸が異形状の特殊ネジにも対応しています。ご要望いただけましたら積極的に取り組んでまいりますので、お気軽にご相談ください。
異形状ネジの高効率生産を可能にする、独自の冷間圧造金型の設計技術ノウハウ
量産を見越した製造体制を構築することが常であるネジにおいて、圧造で使用する金型の材質を重視することがあります。ハイス製金型よりも超硬製金型の方が耐久力があるために量産加工では重宝されますが、どうしてもコストアップに繋がってしまいます。そのため当社ではこのような材質特性に左右されることなく、安定的な加工を実現するために工程特性を重視した金型設計を手掛けています。24時間無人稼働を持続出来る金型を使用しているため、金型交換費の抑制と交換不良の発生も無いために、高品質かつコストダウンを実現した量産ネジの製造が可能となっています。