キャップスクリューとは?

キャップスクリューは、円筒形の頭部に六角形の穴が開いているボルトのことです。キャップスクリューには、省スペース化や美観性向上、六角レンチで簡単締め付け、また様々な頭部形状にすることで、多くのメリットを得ることができ、自動車や産業機械などの分野で広く使用されています。

当社では、規格品にはない特殊キャップスクリューについて、多くご相談をいただいております。ここでは、キャップスクリューについて、キャップスクリューのメリット、当社だからこそ可能な特殊キャップスクリューの製造ポイント、そして実際に太陽精工が製造した特殊キャップスクリューの事例まで、まとめてご紹介いたします。

キャップスクリューとは?

キャップスクリューは、円筒形の頭部に六角形の穴が開いているボルトのことです。キャップボルト、六角穴付ボルト、ソケットスクリューとも呼ばれ、英語ではHexagon Socket Head Cap Screwsとなるため、キャップスクリューと呼ばれます。キャップスクリューを締め付ける際には六角レンチを使用することが一般的です。

キャップスクリューには様々なメリットがあるため、自動車業界や機械、電気部品の内側に多く使用されてきましたが、最近では機械や装置の外側にも多く使用されるようになりました。

また、SCM435を使用して焼入されているキャップスクリューは、非常に強度が高いため、高強度ボルトとも呼ばれています。

 

キャップスクリューのメリット

キャップスクリューのメリットは下記のとおりです。

省スペース化

現在は装置の小型化に伴って、締結部品についても省スペース化が求められています。キャップスクリューは、六角レンチで締め付けることができるため、狭い場所にも使用することができます。そのためキャップスクリューを使用することで、締め付けスペースを少なくすることができ、結果的に装置や機械の小型化が可能になります。

 

美観性の向上

キャップスクリューは見た目が良いため、デザイン的な理由での使用も多くなっています。

 

六角レンチで簡単締め付け

またキャップスクリューは、六角レンチで簡単に締められ、その上で高い締結力を発揮することから、専門的な工具への知識がない方でも使用可能な点もメリットとしてあげられます。

 

頭部形状に応じたメリット

キャップスクリューには様々な頭部形状があり、その特徴に応じた特徴があります。

例えば皿キャップスクリューでは、締結した際に飛び出すことなく平面にすることが可能となります。また低頭キャップスクリューは、通常のキャップボルトを使用するとねじ部が干渉してしまう箇所や、ザグリ深さを浅くしたい場合などに使用することができます。ボタンキャップスクリューは、通常のキャップスクリューに比べて頭部の高さが半分になっていますが、面積は大きくなっています。そのため、着座面積が大きくなることで緩みにくいという性質を持っています。また重量にしても同じ呼び径の製品と比べ20%ほど軽くなっています。

 

キャップスクリューのデメリット

キャップスクリューのデメリットとしては、下記のような点があげられます。

  • 締め付けを強くしすぎると六角レンチが破損してしまう
  • 対応サイズごとの六角レンチを持っていなければ締結できない。

しかし上記のようなデメリットよりも、キャップスクリューには他の締結部品にはないメリットを多く持っているため、キャップスクリューは様々な用途に使用されています。

 

冷間圧造センターならではのキャップスクリュー製造のポイント

当サイトを運営する太陽精工株式会社では、これまでに数多くの特殊キャップスクリューの製造を行ってまいりました。ここでは、太陽精工ならではのキャップスクリュー製造ポイントをご説明いたします。

 

規格品よりも深い穴の「特殊深穴キャップスクリュー」

特殊ネジ カスタム部品製造では、これまでに培った冷間圧造の経験と技術を活かして、六角穴を規格品より深く打つことができます。「規格品の穴深さでは締結の際に不備がある」というお客様から、大変好評を頂いているのが、当社の特殊深穴キャップスクリューです。

頭部深くまで六角穴加工を冷間圧造加工で対応するのは、なかなかお伝えしづらいのですが、実はかなりハイレベルな技術力が必要とされ、対応可能な企業も限られてしまいます。

 

キャップスクリューへの二次加工

通常通りの規格品キャップスクリューをブランクにて作成した後に、頭部の厚みを薄くしたり、テーパーを付けたりと、様々な二次加工をすることで、規格にはない特殊キャップスクリューの製造を行っております。軽量化の面でも、不要部分を切削加工にて削ることでお客様のご要望にお応えしております。

 

セムス付きキャップスクリュー

六角穴付きボルトにセムス(ワッシャー)を入れることで、緩み止め効果を発揮します。セムス付き特殊キャップスクリューもお任せください。

 

チタン製キャップスクリュー

当社では合金チタン材を塑性加工・鍛造加工にて長年対応しているため、チタンネジへの六角穴の鍛造加工にも対応可能です。一方で、外観が重要な製品においては、切削による頭部加工も対応しております。チタンの六角穴付きボルトの製造が可能な企業は限られており、当社ではチタン製キャップスクリューのご相談を多くいただいております。

 

キャップスクリューの調達ネットワーク

太陽精工では、規格品よりも特殊形状をした締結部品の取り扱いを得意としています。一方で規格キャップスクリューについても、弊社サプライヤー様にご依頼させていただき、最適なQCDでキャップスクリューをお届けいたします。

 

キャップスクリューの事例紹介

続いて、実際に当社が製作したキャップスクリューの製品事例紹介です。

 

六角穴付傘頭M5ボルト(M5×P0.8)

こちらはモビリティ向けの六角穴付傘頭M5ボルトです。圧造工程の六角穴深さと、頭部の滑らかなR形状、緩み止め機能の3つが特徴です。材質もSUS XM7という加工性の良い材料ではありませんが、この手の形状は大量生産を得意としております。

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六角穴付特殊ボルト(M6×P1.0)

こちらはモビリティ向けの六角穴付特殊ボルトです。

写真では少しわかりづらいかもしれませんが、圧造にて六角穴の深さを座面近くまで打ち込んでいます。そのため、パンチを打ち込んだ際に引っ付きが生じるため、加工難易度としては高くなります。しかし当社の特殊ねじを作り続けてきた経験と技術から、量産を可能にしました。また、屋外での使用・屋外での保管を鑑みて、ステンレス専用の防錆処理を施しています。

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合金チタンボルト(M6×P1.0)

こちらはモビリティ向けの合金チタンボルトです。合金チタン材は難加工材のため、圧造による塑性加工には不向きな材料です。また塑性加工を行う際にも、チタン特有のスプリングバックにより金型への負荷も高いため、鍛造金型に技術ノウハウが必要となります。

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キャップスクリューのことなら、特殊ネジ カスタム部品製造.comまで!

キャップスクリューでお困りの際は特殊ネジ カスタム部品製造.comを運営しております太陽精工株式会社までお気軽にお問い合わせください。

 

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