全切削品を圧造・転造変更によるニアネットシェイプ化で75%コストダウン

こちらはバー材からの切削で製造コストが非常に高価だった特殊締結部品に対して、圧造&切削&転造へのニアネットシェイプ化の工法転換によって、製造コストを1/4に削減した技術提案事例です。

バー材からの切削だと削り箇所が多く、製造コストが非常に高価...

こちらの製品を製造していたお客様は、従来はバー材からの切削で製造していらっしゃいました。しかし削り箇所が多く、製造コストが非常に高価な製品でした。

そこでコストダウンをしたいとのことで、当社にご相談いただきました。

圧造&切削&転造へのニアネットシェイプ化の工法転換で、製造コストを1/4に削減!

そこで太陽精工からは、全切削から圧造&切削&転造へのニアネットシェイプ化の工法転換をご提案いたしました。具体的には、まず圧造でブランクを成形し、その後部分的に切削加工で形状を仕上げて、最後にローレット転造・ねじ転造を行う工法です。

今回のご提案により、製造コストは1/4に削減することに成功し、さらに納期短縮にもつなげることができました。

バー材からの全切削では非常に高コストになってしまいますが、圧造や転造を上手く組み合わせることで、コストダウンだけでなく、納期短縮にもつなげることができます。

今回の製品の切削加工については、当社の協力会社での対応でした。当社では強力な特殊締結部品の製造ネットワークを構築しておりますので、どのような特殊締結部品でも対応いたします。

またこちらの製品は、転造加工が困難のため全切削となっていた製品でしたが、当社の今までの実績とノウハウにより、他社では困難な転造加工を実現いたしました。

特殊締結部品の切削からのコストダウンを検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。