インサートカラーを全切削 ⇒ 多段フォーマーに工法転換することでコストダウン!

こちらは、 従来は高精度インサートカラーを全切削で加工していたところ、多段フォーマーによる生産に工法転換をすることで、大幅なコスト削減することに成功した技術提案事例になります。

高精度インサートカラーが全切削で加工しているので、コストも時間もかかる...。

お客様より、全切削で製作しているインサートカラーについて、よりコストを抑えたいとのことでご相談いただきました。

従来はバー材からの切削加工にて製作しており、精度は高いものの歩留まりが悪く、かつ時間もかかるためコストもかかるとのことで、当社にご相談いただきました。

インサートカラーを全切削 ⇒ フォーマーに工法転換!

そこで当社からは、インサートカラーを全切削 ⇒ フォーマーに工法転換することをご提案いたしました。

形状や寸法公差を踏まえて、切削の精度と同等クラスでパーツフォーマーによる冷間圧造が可能でした。また加えて、数量も相当数出るとのことだったので、パーツフォーマーによる製作に工法転換するメリットが大きく、お客様からは現在も量産受注をいただいております。

当社ではインサートナット、インサートカラー、スペーサーの製造に関して 、多段フォーマーによる冷間圧造にて対応しております。当社が保有する7段フォーマーのような多段パーツフォーマーであれば、通常は切削にて加工するようなインサートカラーも圧造にて製作することが可能です。

ご要望の製品に応じて最適な工法をご提案しつつ、当社で製作できない場合は独自の協力企業ネットワークを活用することで、インサートカラーの調達に関するお手伝いをいたします。